先週末、5月19日にようやく呉に配備されたヘリ搭載護衛艦「かが」を見に行くことができました。「かが」は先月はじめに佐世保へ転属となる「いせ」と入れ替わりで呉に配属されました。

個人的にはできるだけ早く見に行きたかったのですが、怪我などの関係でなかなか行くタイミングが無く、ようやく、先週、呉を訪れ、初めて「かが」の実物と会うことができました。

今回のエントリーでは、その時に撮った「かが」の写真を掲載していきたいと思います。


まずは、呉の軍港クルーズ「呉艦船めぐり」の時に撮った写真から見ていきましょう。

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呉艦船めぐりクルーズ船「くれない5」。

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おお!いました!はじめて見るヘリ搭載護衛艦「かが」。全長248mを実際に見るとでかいですな。

「いづも」は見たことあるので予測はしてましたが、”ひゅうが型”の「いせ」(全長198m)がいたのを見慣れていた呉で見ると、やはり”いづも型”はひとまわり大きいなっていうのが実感できます。延長工事を行って長くしたFバースですが、「かが」1隻でいっぱいいっぱい使ってました。

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「かが」の艦橋部分。艦橋及び艦上構造物も「いせ」より少し長い気がします。「いせ」では白く目立っていた艦橋のフェーズドアレイレーダーも灰色になって目立たなくなってますね。

「いせ」に搭載されてる防空戦闘システムは”FCS-3”というもので、「かが」のものは”OPS-50A”というもの。

”いづも型”は”ひゅうが型”と違い戦闘能力よりヘリ運用能力に重点が置かれる設計がされており、火器は独自で射撃管制システムを持つCIWS(ファランクス)とSeaRAMのみ。その点から搭載される防空戦闘システムには射撃制御は不要で、対空捜索と対空管制に限定したシステムが採用されてるという訳のようです。

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「いづも」より一文字減って、さらにちいさく見える「かが」の文字。他の護衛艦の文字と同じ大きさのはずなのですけどねえ。

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手前に停まってるのはむらさめ型護衛艦「いなづま」。

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真横から見ると、汎用護衛艦よりもかなり大きいのが分かると思います。全長で言うと約1.64倍、排水量で言えば約4倍の差があります。

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よく見ると、艦橋の前にあるのはCIWS…ファランクスではありません!気が付かなかった。

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”いづも型”の大きな特徴である”デッキサイドエレベーター”。これに対し、”ひゅうが型”の後部エレベーターは中央部にあります。


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後部の火器。両舷にありますね。「いせ」には左舷にCIWSがあるのみだったと思います。一見、両方CIWSかな?って思いますが、奥のほうはなんか違うようです。

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CIWSによく似てるが砲身が全然違いますね。実はSeaRAMという近接対空ミサイル。「いづも」から採用された新兵器。

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正確にはレイセオン社製Mk.15 Mod.31型対空ミサイルシステム「SeaRAM」。ファランクスCIWSのバルカン砲を11連装のRAM発射機に取り替えたものらしい。”ひゅうが型”のようにVLSが無いのでその代わりなのでしょうね。ちなみにVLSのほかは、単魚雷発射管も省かれました。自艦の護衛は同行の他の護衛艦にまかせて、ヘリ運用に特化させるという考えの元に設計されたというのがわかりますね。

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並べてみると、たしかに砲身がバルカン砲かミサイルランチャーなのかの違いだけですね。

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クルーズでは、なかなかフレームに収まってくれません。広角レンズ欲しくなります。

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Eバースに停泊している練習艦「やまゆき」。そのむこうに見える「かが」。この後、そのまま中央桟橋に戻るのですが、欲を言えば「かが」の前の方にもいってほしかったかもです。そして、ガイドの人、ときどき「かが」のことを「いせ」って言ってましたw 「ヘリコプター搭載護衛艦」と言うと、ついつい「いせ」って言っちゃう癖が抜けないのでしょうね(笑)

次は、いつもの工廠神社跡ちかくの展望場所から。

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Fバースの様子。幅も大きいですね。凡用護衛艦2隻分ありますよ。

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アップで。全通甲板上は「いせ」に比べるとスッキリしてる印象。

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艦橋周辺を中心にアップ。日ノ丸と自衛隊旗が小さく見えます。

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「かが」がいるFバース。これが今度からよくみられる光景になるのですかねー。

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串山山頂に上っていく道の途中から。木々のせいで下の方は見えないのが残念です。


続いて、”アレイからすこじま”より撮った写真。

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潜水艦と「かが」。

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ヘリ搭載護衛艦と潜水艦。このコンビもなかなか絵になるではありませんか。

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いつか桟橋から撮れる日が来ればいいですね。

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最後にフォロワーさんから教えてもらった某ポイントより。おお!ここだとけっこういい感じに撮れますね!


以上、ようやくお会い出来た「かが」さんの写真をお届けしました。佐世保に行った「いせ」さんも、見に行ってるのでいずれご紹介したいと思います。

今回、ようやく”いづも型”と”ひゅうが型”は大きさ以外にもけっこう違うっていうことに気がつけました。「いづも」は何度か見てるのですが、あまり注意して見ていなかったようです。SeaSAMとか気づかなかったですからねえ。まだまだ理解が足りてません。

しかし、「いづも」を見るには横須賀まで行かなきゃいけませんでしたが、「がが」が呉に来てくれたお陰で、その気になれば日帰りで見に行くことができるようになりました。これでいろいろ捗ります。嬉しい限りです。

またいつか会いにいけたら良いなって思います。


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